『「文化大革命」および干渉問題と日中友好運動 Questions and Answers』、通称「文革パンフ」は、日本共産党と中国共産党との関係正常化が実現する前年の1997年に発行されました。このパンフレットは、私が問題にしている善隣学生会館事件についての、重要な資料だと思います。また、本HPの掲示板に積極的に意見を書き込んでくれた「大阪の人」さんの強力な推薦があったという事情も、確認しておかなければならないでしょう。

2001年5月17日 猛獣文士

2008年4月30日 改訂


「文化大革命」および干渉問題と日中友好運動
Questions and Answers

1997年4月1日発行

発行 日本中国友好協会


目  次
はじめに
Q1  日本中国友好協会は何をめざして結成されたのでしょうか。
Q2  「文革」が起きる前はどういう日中友好運動を進めてきたのですか。
Q3  中国の「文革」とは何だったのでしょうか。この「文革」は対外的には諸外国にどんな影響があったのでしょうか。
Q4  「文革」のとき協会が分裂して二つの協会ができましたがその経緯はどういうことでしょうか。二つの協会はどう違うのでしょうか。
Q5  協会本部襲撃事件(善隣学生会館事件)とはどういう事件広のですか。「暴方をふるったのは会館に住んでいた華僑学生だ」という説と、「協会側が華僑学生に暴力をふるった」という説がありますが、本当はどちらでしょうか。暴カ事件に対し、警察、マスコミ、あるいは司法関係者はどういう態度をとったのでしょうか。
Q6  中国の大国主義的干渉ということがいわれていますが、どういうことでしょうか。協会を含めて日本の民主団体の内部に起こった問題で、中国側からの直接の干渉はなかったのではありませんか?協会はどういう対応をしたのでしょうか。
Q7  「文革」収拾後、中国は「文革」のことをどのように国民に説明し内外政策をどのように改めたのでしょうか。干渉事件から30年経ちましたが問題は解決したのでしょうか。また解決の展望はあるのでしょうか。
Q8  今年は「日中国交回復25周年」ですが、日中両国の関係はよくなったのでしょうか。国交回復後、協会はどのような活動をしていますか。
Q9  現在、日本と中国の間では多様な交流が盛んに行われています。それなのに協会はなぜ積極的に中国との交流にとりくまないのですか。中国国民との有意義な交流を、協会の運動の―環として進めるべきではありませんか。
Q10  協会は日中友好運動の展望と、これからの活動の重点についてどう考えているのでしょうか。

資料  (1) 日本中国友好協会代表団と中国日本友好協会代表団との共同声明
(2) 団結と統一の決議―全国理事会声明
(3) 真の友好を破壊する暴挙は断じて許せぬ

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