日本各界著名人32氏の声明を支持する(中国各界,各大衆団体代表52氏の声明)


 1966年9月26日,日本各界の32人の著名人は内外の危機に際し,再び日中友好の促進を国民に訴える声明を発表し,中日友好をいっそうざ発展させ,両国人民の団結を強めることを要求する日本の進歩的な人びとの決意を表明した。われわれは,中国各界の人びとと各大衆団体を代表してこの声明を熱烈に歓迎し,心からの支持を表朋する。

 毛主席は,「日本では親米独占資本と軍国主義軍閥を除いて,広範な人民はみなわれわれの真の友人である」とのべている。中国人民と日本人民は仲のよい友人である。われわれ両国人民は世々代々仲よくしていかねばならない。中日友好は中日両国人民の根本的な利益にかかわり,アジアと世界の平和にかかわるものである。

 中国人民は一貫して,日本人民の反米愛国の正義の闘争を断固として支持してきた。日本人民が行なっている英雄的な闘争は,中国人民に対する力強い支持でもある,長年にわたって米帝国主義に反対する共同のたたかいのなかで,われわれ両国人民は固く団結し,ふかい戦闘的友情によって結ばれてきた。中日両国人民の友好・団結は,まさにあなたがたの声明が指摘しているとおり,アジアの平和とアジアのすべての被抑圧民族の解放のたたかいにとって,きわめて大きな役割をはたしている。

 現在,米帝国主義はべトナム侵略戦争の拡大に拍車をかけ,戦火をインドシナ全土と中国にまで拡大しようとたくらんでいる。米帝国主義は日本をアジア侵略戦争の重要な軍事基地にしている。

 米帝国主義は日本の反動派との結託を強め,日本軍国主義を復活させ,日本人民をかれらの戦争に縛りつけ,その侵略戦争に奉仕させようとやっきになっている。

 中国人民は,べトナム人民の抗米救国闘争を断固支持する,7億の中国人民はべトナム人民の強固なうしろだてである。中国の広大な国土は,べトナム人民の頼もしい後方である。中国人民は最大の民族的犠牲を払ってもべトナム人民を支援して,米帝国主義に打ち勝つという固い決意にもえでいる。したがって,米帝国主義のべトナム侵略を偽りでなく真に反対する日本のすべての勢力は,必然的に中国人民の反帝・革命の立場を支持し,中日両国人民の戦闘的友情をさらに強めるためたたかうであろう。

 日本の32人の著名人の声明はこのゆるぎない大道理を表明している。

 米帝国主義,日本の佐藤政府,ソ連現代修正主義とそのさまざまな新旧追随者は,中日両国人民の友好を非常に恐れ,八方手をつくして中日両国人民の友好関係を破壊している。日本各界の32人の著名人の声明の発表は,中日友好を敵視する反動勢力に真向うから与えた痛撃であり,中日友好を願う日本人民に対する大きな励ましである。

 もちろん,一握りの反動勢力はこれで手をこまねいて,中日友好を破壊する罪悪活動をこれ以上やらないというのでは決してなく,逆にかれらはいっそう輪をかけて破壊活動を行なうに違いない。

 しかし声現がのべているように,中日友好運動はすでにどのような圧力にも打ち勝つだけの力量を備えており,なにびとといえども押しとどめることのできない巨大を流れになっている。

 中日友好関係に水を差し,これを離間し,そこない,破壊しようとする米帝国主義,日本の佐藤政府,ソ連現代修正主義とそのさまざまな新旧追随者のいかなる陰謀活動も,必ず中日両国人民の共同の排撃と反対をうけるであろうし,かれらがそのような陰謀活動を行なったあげく,石を持ち上げて自分の足を打つというものにほかならないてあろう。

 中国人民は必ず毛主席の教えに従がい,中日両国人民の友好を発展させる方針を堅持していくものである。中日友好の旗じるしをさらに高くかかげて,われわれの共通の敵米帝国主義に反対するたたかいを強化し,両国人民の友好交流と文化,経済の交流をさらに繰り広げ,第2回中日青年友好大交流の実現をかちとろう。われわれは米帝国主義とその手先に反対するたたかいのなかで結ばれた中日両国人民の戦闘的な友情を新しい高まりにもりあげて行くため,ともに努力しよう。

  1966年10月5日
         郭沫若 劉寧一 張奚若 廖承志 楚図南 李徳全 許広平 丁西林
         蔡廷錯 栄高棠 金仲華 胡愈之 曾 生 伍雲甫 張志譲 茅以升
         呉有訓 周培源 輩巧稚 張春橋 戚本禹 姚文元 王毘侖 潘梓年
         蕭方洲 楊 U 謝南光 蔡祖泉 馬純古 張香山 趙安博 康永和
         彭 炎 王道義 楊 馬驥 王伝斌 張聯華 楊 玉 沈玄九 蕭向前
         唐 章 王唯真  初江 陳永貴 王進喜 金敬邁 楊 翊 荘則棟
         李赫男 羅建文 銭浩梁

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